伊牟ちゃんの筆箱

 詩 小説 推理 SF

「海と空が描く三角」の連載を始めました。
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 救難隊との合流日程が決まったのは、最後の船外活動から命からがら戻ってきた2時間後だった。
 救難隊が到着するのは、一週間後になる。そこまで、バイナリースター内で二人の命を繋がなければならない。
「どう思う?」
 佐々の問いかけに宇山が応えてくれた。
「ギリギリだな。二酸化炭素は問題ないが、酸素残量が厳しい。漏出が完璧に止められれば、足りるが」
「ハッチの補修は、これ以上は無理だ。だから、気温を下げて空気密度を上げ、その分だけ気圧を下げるつもりだ」
 エアロックを使えない事は分かっていた。エアロックには、二酸化炭素除去フィルターが付いていない。換気によって、空気組成をコントロールする。
「漏出する空気密度も高くなるから、効果は疑問だ。寒いと、酸素消費量が増える事も考えろよ」
 苦労してスーツケースを持ってきたのは、このためだったが、無駄だったようだ。
「そこの酸素分圧は、0.25で一定しているが、窒素分圧は、0.06から0.03に下がった。船内空気の半分が漏れ出て、酸素タンクから補充された計算だ」
「船外活動の際に排気しているから、そこまでは漏れていない」
「最悪を想定しておくべきだ。これからも監視する事にしよう。その上で、最終手段をいつ使うか、考えよう」
「最後の手段?」
「レスキューボールだよ。だけど、24時間しかもたないから、睡眠薬でできるだけ寝て過ごす事も、案の一つに入れておくべきだろう」
 睡眠薬か。
 気が重くなる。
 救助不可能な宇宙飛行士を安楽死させるために、致死量の睡眠薬を飲ませる事は、過去に検討された事がある。
「やるべき事は、生き残る事だけだ。それだけを考えるようにしてくれ」
 宇山の言うとおりだ。
 麗子も、傍の空間を漂いながら、聞いていた。
 五日後、酸素タンクが空になった。酸素分圧は下がり始め、今は0.2気圧になっている。
 最後の手段を使う時がきたのだ。
 佐々は、レスキューボールの注意点を説明した。
「酸欠は、一瞬で気を失う。レスキューボールを開けて外の様子を見るなんて、絶対に駄目だ。酸欠に気付く前に気を失う」
「分かったわ。自分で開けたら死んじゃうって事ね。今度は、あたしから。処方は守ってよ。ギリギリの量だから、多く飲めば心肺停止になると思って」
「分かった。じゃあ君からだ。レスキューボールに入るんだ。外から気密を確認する」
 麗子は、逡巡した。そして、意を決したように口を開いた。
「一つだけ、聞いてほしい事があるの」
 助かる見込みは高くない。これが最期の会話になるかもしれなかった。
 救助は、30時間後に来る。救助活動が完了するのは、33時間後になるだろう。レスキューボールの限界を超えている。女性の麗子は代謝が低いので、可能性があるが、佐々は可能性が低い。
「何だ?」
「事故の原因」
「それは、ケーブルが切れたからだ」
「だから、ケーブルが切れた原因よ」
「ん?」
「ケーブルが切れた原因は、あたしがボタンに触れたからだと思うの」
「順に話してくれ」
「ブリッジを見学している時、赤と緑の光るボタンがあったから、何か聞こうと思って、指差しながら星出さんに聞いたの。彼女が『何ですか?』って言いながら振り返ったんだけど、その時、彼女の体があたしの肘にぶつかって」
 やはりそうだったか。
 切り離しボタンは、シャトル側が赤色、ブースター側が緑色だ。麗子が言う赤と緑に光るボタンは、切り離しボタンに違いない。
「すまない」
「え?」
 佐々には、切り離しボタンの設計変更を上層部に求めた苦い記憶があった。
 切り離しボタンは、タッチパネルになっていた。しかも、スイッチカバーがない。
 佐々は、訓練開始時から、切り離しボタンのフールプルーフについて問題にしていた。
 まず、色が問題だった。通常の運用では操作しない機械船側の切り離しが緑色なのが、気に入らなかった。
 次に、スイッチカバーがない事が、納得できなかった。
 他にも見つけた問題点と合わせて、会社に改造を提案した。
 バイナリ・スターは、アメリカのモハベ宇宙空港を拠点にするベンチャー企業によって開発された。佐々が訓練を始めた時には、一連の受け入れ試験を終わり、購入契約が交わされた後だった。だから、佐々のクレームは、会社の上層部によって拒否された。
 会社は、2号機以降を改造する妥協案を示し、佐々に搭乗を迫った。佐々は、これを受け入れた。
 心の角においていた後悔と、改めて対峙させられる事になった。
「君が触れたボタンは、本来なら触れないようになっているべきだった。俺は気付いていながら、この船に乗りたいがために、上層部への進言を取り下げた」
「あたしが不用意に指差してなかったら…」
「ちょっと待て。未来とぶつかった時、一度しか触ってないよな」
「え?」
「おかしい。二挙動のはずなのに」
「どういう事?」
「俺だって、この船に乗りたいだけで納得したわけじゃない。操作が二挙動だと聞いたから、納得した。実際、シミュレータは二挙動だった」
「機械船側の切り離しも、二挙動だったの?」
「いや、訓練項目に無かったから、試していない」
「じゃあ、二挙動かわからないのね」
 佐々は、無線で宇山を呼び出した。
「確認してもらいたい事がある」
「何だ?」
「機械船側の切り離しボタンが二挙動か、シミュレータで動作を確認しておいてくれ」
「いいだろう。ただ、回答は明日だ。救助船に連絡を入れる」
 シミュレータを立ち上げ、試してみるには時間が掛かるが、回答を待てないほどでもない。宇山が「救助船に連絡する」と言ったのは、「生きて帰ってこい」との彼のメッセージなのだろう。
「わかった」
「グッドラック」
 何となくすっきりしないまま、通信を終わった。すっきりするためには、生き残るしかない。
 薄い空気の中で、深呼吸した。
「さあ、レスキューボールへどうぞ」
 麗子は素直に従った。
 気密ファスナーを閉じる時、麗子はもう一度顔をだした。
「救助船に着いたら開けてね。それまでキスはお預けよ」
「わかった」
 麗子は、恥ずかしそうに顔を引っ込めた。
 念入りに気密やサバイバルシステムの動作を確認すると、床に固定した。
 やらなければならない事がまだまだあった。
 未来が入ったレスキューボールを移動させてきた。大した作業ではないが、呼吸が乱れる。辛い呼吸の中で、レスキューボールをエアロックの中に入れた。
 深呼吸しても、すかすかと空振りしているような感じだ。息苦しさは感じないが、こめかみの辺りが痛む。二酸化炭素中毒に似た症状だ。
 レスキューボールの生命維持時間から逆算すると、キャビンの空気で二時間は耐えなければならない。
 時々、宇宙服の空気を吸いながら、徐々に始まった頭痛と闘った。

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 直後、地上からの無線に呼び出された。
「いったい何をやってくれたんだ?」
「その前に聞くことはないのか?」
「そんなもの、あるわけないだろう!」
 それを聞いた途端、佐々は無線を一方的に切った。安否確認さえしない態度に腹がたった。
 直ぐに、呼び出しが鳴った。
「最初に言う言葉を思い出したか?」
「ふざけるな!」
 それだけ聞けば充分だった。声は、常務だろうと思う。彼は、今回の宇宙旅行の責任者だ。その人物を信用できないとは、情けない。
 また、無線を切った。直後に呼び出しが鳴ったが、今度は無視した。
宇山のローテーションまで待とう。
 それが、彼の結論だった。
 2時間余り後、彼の方から連絡を入れた。
「無事だったようだな」
 宇山の重い声が返ってきた。
「約束通り、減速をした。迎えに来てくれるな」
「あちこちに交渉中だ」
「期待せずに待つよ」
「それより、宇宙エレベータとニアミスしたみたいだが、何をやらかしたんだい?」
「帰還したら、二人で本を出そう。このネタは、その時に教えるよ」
「楽しみだよ、ったく」
 宇山のしかめっ面が目に浮かぶ。
 テレメータの読み上げが始まった。半日ぶりの読み上げになった。読んでいく途中で、一ヶ所だけ気になるところがあった。
 読み上げが終わると、宇山が先に口を開いた。
「空気が漏れているかもしれない」
「俺も気になった。減速時に船体に無理を掛けたのかもしれない」
「あそこを見ておくべきだろうな」
「そうするよ。状況によっては、相談するかも」
「任せてくれ」
 無線を切ると、エアロックを出た。
「話があるの」
「後にしてくれないか」
 佐々は、麗子を押し退けるように通り抜けた。そのまま、1層上のサロンに向かった。
 思った通りだった。
 ハッチに施した応急措置の回りに、埃が吸い寄せられていた。吸い出されていく空気で、埃が揺れている。甲高い音も聞こえる。
「やっぱり漏れてたか」
「あたし、ちゃんと塞いでおいたわよ」
 いつの間にか、彼女は背後に来ていた。
 確かに、彼女は念入りに補修剤を塗り付けていた。補修板と補修板の隙間はもちろん、補修板の表面全体やその周囲まで満遍なく塗り付けてあった。
「原因は、宇宙エレベータにぶら下がったからだ。船首が破壊されているから、歪みが出たんだと思う。ただ、問題は、誰かさんが補修剤を使いきった事さ」
「他には補修剤は無いの?」
「あれが全てさ」
「あたしが指で押さえておくわ」
 事故直後の情景が目に浮かぶ。
 麗子は、シーツでクラックを塞ごうとして、手を吸い取られたのだ。
「マイナスドライバーは、ここには無い。吸い付かれたら、助けようがない。それより、手伝ってくれないか」
「思い付いたの?」
「ああ、シーツの代わりをな!」
 べとべとに塗ってある補修剤に指先で触れてみた。強い粘着力は、衰えていなかった。
 必要な品を求めて、倉庫へ向かった。
 ゴミ箱の中から、使用済みのレトルトパックを見つけ出した。パックを開封する時に使う鋏とピンセットも、用意した。
 更に、新聞紙程の大きさのビニールを見つけ出した。交換用のシーツを入れてあった包装用のビニール袋だ。
 サロンに戻ると、不安そうな面持ちで麗子が待っていた。
「これを直径1cmくらいの大きさで、できるだけ丸く切ってくれ。10個くらいあれば足りるはずだ」
 渡されたレトルトパックと鋏を受け取ると、何も言わずに作業を始めた。彼女の手先の器用さが、意外に感じた。
 切り取られた丸い切れ端を、ピンセットで摘まみ、漏出が続く隙間に重ね貼りしていく。2ヶ所あった隙間を、レトルトパックの切れ端で埋め尽くした。
「もう一仕事だ。これを広げてハッチを覆うんだ」
 ビニール袋を示した。
「ハッチを覆ったら、周囲から補修剤に貼り付けていくんだ。周囲をきちんと貼れば、真ん中の方は自然に貼り付く筈だ」
 二人でビニールを広げて、ハッチに貼り付けた。周囲を、粘着力が残る補修剤に貼り付けていくと、中の空気が船外に吸い出され、びたりとハッチに貼り付いた。
「我ながら、上手くいった」
「これで、大丈夫ね」
 答えずに、エアロックに戻ると、備品リストを端末に表示した。目的の品が何処にどれだけあるのか、これから必要になりそうな品はないか、リストに探した。
 リストをチェックし終わった頃、宇山から無線が入った。
「いい知らせか?」
「当たりだ」
 皮肉のつもりで言ったから、朗報と言われると返事ができなかった。
「嬉しくないのか?」
「あ、いや、なっ内容しだいだ」
 無線の宇山が笑っているだろうなと思った。
「君らの救出するロケットの発射日が決まった」
 耳を疑った。
「但し、問題がある」
 やっぱり。
「ギリギリの高度になるから、君らがシャトルの外に出て、自力で乗り移ってほしいということだ。しかも、ランデブーから30分以内だそうだ」
「ここまで軌道を下げても足りないのか?」
「まだ高いと言ってきている」
「宇宙服が一つしかないことも、承知しているのか?」
「聞かないでくれ」
 宇山の気持ちもわかった。
「今まででは最高の朗報だ」
「ちょっと聞いてくれ」
「なんだ?」
「残った燃料で目一杯減速できないか?」
「いいアイデアだ。噴射のタイミングと、地球に落ちないか、教えてくれ」
「できるのか?」
「できなきゃ、乗客を見捨てる事になる。二人揃って帰るか、彼女だけが帰るかのどちらかだ。さっきの話だと、俺一人しか助かりそうにない。そんな救出案は、無いのと同じだ。やれるだけやってみる」
「必要なデータは、こちらで用意する。俺も、二人揃って帰るか、俺が死ぬかの覚悟で闘う」
「わかっているさ。君が救出ロケットを用意してくれた事を」
「通信、終わり」
 照れたのか、宇山は本当に通信を切った。
 やるべき事は、明白だ。宇宙服を整備し、もう一度だけブリッジに行けるようにする事だ。
 直ぐに、作業に取り掛かろうとした。
「話があるの」
「後にしてくれないか」
 最後の軌道修正は、近地点で行う。それまで、一時間を切っている。
 時間が無い中で呼び掛けられたから、二度目だとわかっていながら、無下にせざるを得なかった。
 最低限の整備しかできない事はわかっていた。
 二酸化炭素除去フィルターは、一度目の船外活動で使ったものに戻した。
 推薬の残量は、僅かだった。ブリッジまでの往復は無理だ。命綱が無いので、万が一、船体から離れてしまった際に、戻ってくるために残しておく。
 酸素は、充填を諦めた。充電を優先するためだ。まだ2時間分は残っているし、フィルターの限界を越えれば酸素の残量は関係無い。
 時間が許す限り、充電を続けた。その間に、倉庫の中からロープを探し出し、エアロックに戻った。
「あれ?」
 辺りを見回した。ヘルメットが無いのだ。
 麗子なら知っているかもと思い、エアロックを出ると、彼女がヘルメットを持って浮かんでいた。
「また出るの? ほんの数時間前に死にかけたばかりじゃない」
「いいか、聞いてくれ」
「あたしの話は聞けないのに、自分の話を聞けっていうの?」
「今なら90%の確率で助かるが、5分後には0%まで下がる。時間が無いんだ!」
 ヘルメットを掴み、奪い取ろうとした。ヘルメットを掴んだ左手に激痛が走った。
「骨折している手で、何ができると言うの」
「幸い左手だ。ほとんど関係無い」
 左手から右手に持ち代えようとしたが、彼女は後ずさった。
「わかった。君は俺を殺したいんだな。俺を殺したいなら、それを持っていればいい」
 佐々は、手を引いた。
 彼女に任せた。
 麗子は、迷っているようだった。だが、意味は理解していた。
「90%の確率は本当なの?」
「今すぐなら」
「だったら、あたしが行きます。怪我してるあなたより、あたしの方が上手くできるわ」
「この宇宙服は、俺の体に合わせてある。体に合わない宇宙服だと、スイッチ一つ操作できないぞ」
 スイッチと聞いて、彼女の血の気が引いた。
 その隙に、ヘルメットを奪った。
「本当にできるの?」
「時間が無い。宇宙服をエアロックに押し込んでくれ。それが終わったら、エアロックの外で待っていてくれ。2時間以内に戻ってくる」
 彼女は言われた通りにした。
 ヘルメットの内側は、汚物を綺麗に拭き取ってあった。バイザー越しの宇宙は、佐々に恐怖を呼び起こした。
 佐々は、慎重に船外に出た。シャトルの外壁には、手掛かりらしい突起はほとんどない。点検孔やメンテナンス用の小さなハッチ等を辿り、ブリッジに向かった。
 意外だった。彼のリーチの範囲内で、エアロックからハッチまで、何がしかの手掛かりがあった。シャトルの屋根部分は、大気圏突入時にも極端な高温にはならない。
 だからだろうか。アンテナやピトー管等があちこちにあった。
 佐々は、開けっ放していたハッチからブリッジに入った。
 直ちに、軌道修正の準備に入った。近地点は、数分後に迫っていた。シャトルの姿勢を変え、軌道修正ロケットを点火した。
 軌道修正ロケットは、2分余りで燃料を使い果たし、自動で停止した。
 軌道修正で、船体の姿勢が乱れたので、姿勢制御する。制御権をエアロック側に移し、各スイッチを切って行く。
 今度こそ、ここに戻ってくる事はない。
 一通りのシャットダウン手順を終えたところで、酸素残量と二酸化炭素濃度をチェックした。まだ、30分は動ける。
 シャットダウンの再チェックを行う。
 失敗は許されないが、落ち着いて行動すれば、何も心配する必要はない。
 チェックが終わったところで、キャビンに向かった。ハッチの状態を、裏側から見ておきたかった。
 ハッチは、見た目に異常は感じなかったが、ロックハンドルは、僅かに弛んでいた。きちんと締め直した。
 自分と麗子のスーツケースを手に、ブリッジに戻った。
 二つのスーツケースの持ち手部分にロープを通して結わえ、2mくらいの余裕を取って体に結びつけた。もう一端は、ハッチのハンドルに通した上で、これも体に結びつけた。
 ハッチからスーツケースを押し出し、続いて彼自身も外に出た。
 来た道を引き返すため、右手を伸ばして最初の手掛かりのピトー管を掴んだ。体を引き寄せ、次の小さな点検孔に左手の中指を掛け、更に引き寄せた。
 次の手掛かりに視線を移し、右手を伸ばした。
 ゴツン!
 何かが、バックパックに追突した。強い衝撃ではなかったが、体が頭の方に押し出された。手掛かりを持つ左手で体を支えようとした時、手首に電気が走った。
 一瞬の事だっだが、気が付くと、体が船体から浮かび上がっていた。右手を伸ばしたが、船体にさえ届かなかった。
 躊躇う事なく、ロケットを噴射する。だが、直ぐにガス欠を起こし、船体から遠ざかるのを防ぐ程度だった。
 佐々は、ロープを引いた。軽い手応えがあり、体はゆっくりとハッチに向かって流れ始めた。
 間も無く、船体に手が届き、手掛かりを確保できた。
「振り出しに戻るっか」
 一人ごちた。
 バックパックにぶつかったのは、スーツケースだった。気をつけて進む事にする。
 再び、手掛かりを辿り始めた。左手は、ズキズキ痛み、感覚が鈍くなっている。力も入らない。
 振り出し以前に戻った気分だった。
 慎重に一歩ずつ進む。

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